盛夏の緑陰に涼風吹く三岳山(京都･福知山市 839.2m)に登る

　夏場の暑い時でも登れる山はないものかと各所のガイド本のページをめくっているとたまたま福知山市の三岳山が目に止まった次第である。福知山に名山ありとは聞いてはいたが、この山がそうだろうか、どんな山だろうと興味が湧き登ることになったものである。こんな手頃な位置にあるとは思わなかった。どうせ舞鶴若狭自動車道で上がらなければならないだろうと思っていたのが意外も意外兵庫県境但馬側から入った方が近いところにあるのである。改めて福知山市が兵庫県境に接地していることを再認識させられたものである。山容は急峻で夏場登山にどうかと案じていたが、ガイド本の７月８月登山も可能との説明を実証するかのように、終始涼風に恵まれたありがたい登山であった。けっして涼を求めて来た訳ではなかったが梅雨明けの炎天を覚悟の上で来た山がたまたまそうなったのかも知れない。ともかく高度を増すにつれ冷やっとした心地よい冷風が吹き上げてくる山であった。極楽の風とはこういうときの風を云うのであろうと思った次第である。以下道中の状況を写真集に納めている。お暇なときご覧頂けたら幸いである。

2015年07月12日(日曜日)撮影　天候晴

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